Sunday, November 12, 2006

身体が納得する走り

昨日は朝から地元の中学校の文化祭に行きました。午前中いっぱい吹奏楽部の演奏と合唱祭で、久しぶりにコンクール曲以外の中学校の音楽をたくさん聴くことができました。2年生の学年合唱曲「手のひらをかざして」(山崎朋子作詞作曲)が印象に残っています。八分音符と四分音符が緩やかな旋律線を描いて整然と並ぶ譜面が目に見えるようです。心に決めることは小さいかも知れないけど揺れる心、行きつ戻りつの揺れる心が音楽の構造になっているような曲です。この点でディズニーの「A Whole New World」と共通する要素があります。「A Whole New World」はニューヨーク大学の音楽療法セクションに通う子どもたちからのリクエストが多い曲だと聞いたことがあります。気になる曲がまた増えました。そして、500人を超える中学生を前にして、今、リアルタイムで在る教育の課題を思わずにはいられないのでした。

夜は遅くからシネマコンプレックスに出かけて「父親たちの星条旗」を観ました。全編がちょっとくすんだ色調で音と音楽も控えめ。それが却って観る人の中でリアリティを生んで説得力につながっていると思いました。

この頃の私の仕事着は来客の対応や出張からスーツです。スーツのいちばんのメリットは、朝、上下の組み合わせに悩まなくていいことです。堅く見えるが実は雑かも知れないというスタイルです。それだけにシャツやネクタイをしっかり選んでしまいますが、そもそもスーツのためのアイテムをあまり持ってないのでパターンが限られてしまいます。あと2〜3着あってもいいかなと、シネマコンプレックスで映画が始まるまでの間に服売り場に行ったらちょうど改装中で、私のサイズのお気に入りのタイプはたった1着しかなくて唖然! 見たいときにはないもの。ところが、1ボタンのタキシード風の礼服を見つけてこれは即決調達となりました。

週末から急に寒くなって今日はファンヒーターを使いました。ガソリンスタンドに灯油を買いに行ったとき、このところ加速や車線変更のとき微妙に不安定になるアテンザのタイヤの空気圧をチェックしました。リア左が2kgを切っていたりして4本がバラバラな数値で愕然! これでは不安定になります。気温がぐっと下がるので2.5kgに揃えました。走ってみると爽快です。走る、曲がる、止まるという基本性能がアテンザのクオリティーで統一されました。この走りに身体が納得する。ロードレーサーの緊張感があります。アテンザに乗るとSaecoのレプリカ、キャノンデールのあの一体感が身体に蘇ります。

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