Saturday, November 04, 2006

イカと小松菜とハーブソルトのパスタ

木曜日まで修学旅行の引率で大阪に行っていました。学習の場が校外に移ることで他職種の人たちとの恊働の機会が広がります。それぞれの分野でプロフェッショナルとして仕事をしている人たちとの恊働はダイナミックで気持ちのいいものだとあらためて感じました。学習のねらいのベクトルに合わせて構造化された学習環境でそれぞれの課題と向き合う子どもたちは真剣で生き生きしています。教員はそのコーディネーターでもある。教育のニュースがトップになることの多い昨今ですが、今このときだからこそ教育の本質を真正面から取り上げて語り、真摯に対峙したいと強く思うのです。

昼食はここしばらくこだわりの「イカと小松菜とハーブソルトのパスタ」を作りました。まちがって買ってそのよさがわかった「1.8mm11分」のパスタと新銘柄のハウスのハーブソルトを使うのは2回目です。しめじも忘れずに調達、そして玉ねぎを使いました。イカは“するめいか”です。このパスタは使い慣れていないので茹で具合を細かくチェックしました。このどれがどう効を奏したのかわかりませんが、この組み合わせは“当たり”です。ここ数年、細めのパスタばかり使って来て、その難しさは私のこだわりが追って止まないものでしたが、ちょっと太めのパスタはスローフードのエッセンスを教えてくれたというところかも知れません。懐の深さを感じました。ただ、このパスタ、何かが足りない。

この週末にレンタルした映画は「地下鉄のザジ」です。題名は有名ですが観る機会がなくてやっと今頃、1961年の公開から45年、半世紀近くたってやっと観た次第です。今となっては当時のパリの下町を伝える貴重な映像という+αの価値もありますが、9歳の女の子ザジの生き生きした行動力と彼女の周りの人たちの滑稽かつ真剣な姿に目が惹き付けられます。ナンセンスも意味深長と考えてしまってしっかり観てしまいます。この点で「アメリ」と共通するところがあります。ハリウッドでは作り得ない映画かも知れません。「音」も全くちがう。いろんな映画があっていい。

Kiss Digital Xを買ったのにD30への愛着があって、D30をどう使っていこうかとばかり考えてしまいます。現像パラメータを全て「弱」に設定して記録、PCでレタッチして仕上げるという「王道」はD30の場合特に必要だと考えられます。そのこともあってEOS Kiss Digital Xに付属のソフトをMacにインストールしました。トーンカーブが使えるのが強みです。

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