Monday, April 16, 2007

病院の一日

日曜日は大きめの地震があって勤務先に駆けつけました。駆けつけたといっても高速道路も近鉄電車も止まっていて、一般道を走って1時間45分かかりました。幸い、地震で作動するシステム以外の異常はありませんでした。この地震のとき、ちょうど私は車をドアを開けてシートに腰を下ろしたところでした。車全体が波打つように揺れて、これはドンを腰を下ろしたためかと、車外に出て意識的にドンとシートに腰を落としました。だけど揺れない。これは地震だと思いました。車のテレビをつけると地震とのテロップが出ていました。県庁の“防災みえ”からは携帯にメールが次々と届きました。一体何が起こったのだろう。勤務先に向うとき、私の携帯は途切れがちでした。災害は起こらないとわからない。そう実感した次第です。

今日は総合病院に7時間余もいました。病院の一日を見ることになりました。今日話をしたのは外科のドクターで、ある意味でEBMのひとつの極みにおいて構造化された文脈に触れたように思いました。診察時間が終わりに近づくと病院の廊下にはブラックスーツの男たちが人待ち顔で集まります。プロパーなど営業マンです。私もブラックスーツにいつものビジネスバッグという出で立ちで、私が廊下を行き来すると新顔とばかり私をチェックする視線を感じました。自分が置かれた状況によって人の見方がちがってくるものです。仕事は厳しい。

日曜日のポコ・ア・ポコのご案内を発送しました。明日火曜日には届くと思います。作り始めたら早いのですがここのところ慌ただしくて取り付く間もなかなかありませんでした。“間”がないというのは由々しきことです。

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