Saturday, March 24, 2007

「愛の語らい」

朝から身体に力が入らず休養日としました。昼過ぎに届いたステファノ・ボラーニ・トリオの「愛の語らい」は郵便受けからアテンザに直行となりました。「愛の語らい」のピアノがBOSEから流れるのを待って車を出しました。「愛の語らい」は東名阪を走っていてFMで聴いてその甘いピアノの音が印象に残りました。タイヤのノイズがほとんどなくなったアテンザで聴くジャズはまた格別で何が幸いするやら…というところです。

市内の古書店で辻邦生の『辻邦生全集全六巻2 夏の砦』(河出書房新社 1972)を見つけて購入しました。この本は半年くらい前にその古書店で見つけて2〜3日して買いに行ったらもうなかったという1冊です。売り場のリニューアルでしばらく見つけられなかったのかも知れませんが、“あいつ”にやられたと思った1冊でした。“あいつ”とは、市内に住むクラシック・ファンの同級生で、辻邦生が好きなところも私と同じ、古書店巡りも隙のないこまめさです。今日買ったこの本はそのときの本とはちがうかも知れませんが、手に入れることができてほっとしています。この本は「創作ノート」を収録しているのでプレミアムものです。35年前の1200円が1500円でした。何!35年前! ぼろぼろの硫酸紙も大切にします。

ブログ「うちの食卓 Non solo italiano」が本になるとのことです。本になってもいいなと思っていたサイト(ブログ)です。とにかく写真が素敵です。なぜか縦型の写真ばかりですが、それが意図されたもの?だったら脱帽です。

No comments: